191221_省エネ基準適合率

『新発田の大工工務店が手刻みでつくる暖かい家』

熊谷建設の専務熊谷佑人です。

省エネ基準に関して興味深いデータがありました。

国交省が平成27年度に公表したデータです↓

 

 

 

赤マル箇所に注目してください。

一般的な住宅の区分である【小規模戸建】の省エネ基準適合率は53%になっています。

けっして高い性能とは言えない現行の省エネ基準ではありますが、

それでも約半分の家がその省エネ基準さえ到達していなかったことがわかります。

「最近の新築はどこで建てても暖かいんでしょ??」とよく言われますが、

残念ながら、そんなことはありません。

省エネ基準ギリギリの家は寒いですから。。。( ;∀;)

性能の低い住宅を暖かくしようと思えば、灯油代又は電気代がかさみます。

どのような性能の住宅になるのかは、設計段階で断熱性能U値(ゆーち)、施工中に気密性能C値(しーち)等を確認してください。

住宅になる確率は上がります。

 

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